末松暢茂,1983年1月30日生まれ。 俳優としても活動しており、世界的な名匠であるアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ『BABEL』にてスクリーンデビューを果たす。 その後、俳優の活動をしながら映画制作を開始。初監督作品である『TORE』では、まだ現在のように整備される前の大阪西成あいりん地区に住み込みで取材をしながら映画を制作。同作品は福岡インディペンデント映画祭にて120分部門のグランプリを授賞。それ以降の作品も、テーマとなる土地のコミュニティに徹底的に密着するスタンスで映画を制作し、飛騨高山のマタギを描いた短編『ハルとロウ』ではドイツのハンブルグ日本映画祭などに招待される。 近年では、俳優として海外ドラマ『GIRI/HAJI」やマイケル・マン監督の『TOKYO VICE』など国内外を問わず海外作品でも活躍の場を広げている。