1945年8月、広島と長崎で2度にわたって被爆した「二重被爆者」として知られ、2010年1月に93歳でこの世を去った山口彊氏の晩年をとらえたドキュメンタリー。2005年より自らの体験を後世に伝える語り部としての活動を開始した山口氏が、末期の胃がんに冒されながらも反核や平和を訴え続ける姿を追うほか、被爆を題材にした映画をつくりたいというジェームズ・キャメロン監督との交流なども映し出していく。
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